1. はじめに

ロサンゼルス留学を考え始めた時、多くの方が最初に不安に感じるのが「お金の準備」です。授業料や滞在費のことはもちろんですが、日常生活での支払いをどうすればいいのか、現金をどのくらい持っていけばいいのか、クレジットカードやデビットカードはどれくらい必要なのか…。

特にアメリカは日本以上にキャッシュレス社会が進んでいるため、現金だけでは不便なことが多いのが現実です。一方で「カードが使えない!」という場面もあり、バランスよく準備をすることがとても大切になります。

この記事では、クレジットカード・デビットカード・キャッシュパスポート・現金の4つの選択肢を比較しながら、留学生にとって最適なお金の準備方法をご紹介します。さらに、実際に留学した方の体験談や「そうなんだ!」と驚く豆知識、注意点もまとめました。


2. ロサンゼルス留学で必要なお金事情

まず知っておきたいのは、ロサンゼルスの生活費です。物価は日本に比べて高めで、特に外食費や交通費は思った以上にかかることがあります。

  • 食費:自炊中心なら月300〜400ドル、外食が多ければ600ドル以上
  • 交通費:バスやメトロは1回1.75ドル、定期券(TAPカード)も必要
  • 交際費:ダンス仲間とカフェや食事に行くと1回で20〜30ドル程度

「そうなんだ!」と驚く情報として、アメリカでは現金が使えないお店もあります。特に大手のスーパーやダンススタジオは、カードやApple Payなどキャッシュレス決済のみ対応のところも多いです。一方で、フードトラックやチップなどは現金が便利。つまり、「カード中心+少しの現金」が基本ルールになります。


3. お金の準備① クレジットカード

ロサンゼルス留学において一番頼りになるのがクレジットカードです。

メリット

  • 支払いがスムーズ(スーパー、レストラン、交通、レッスンすべて対応)
  • 為替レートが比較的良い
  • 緊急時にキャッシュアドバンス(海外ATMで現金引き出し)が可能
  • 利用明細がオンラインで確認でき、家計管理にも便利

国際ブランドの選び方

  • VISA/MasterCard:必須。アメリカでのシェアが高い
  • American Express:使える場所が限られるため補助的に
  • JCB:ほとんど使えないのでおすすめしません

注意点

  • 限度額が低いと不便 → 渡航前に利用枠を上げてもらう
  • スキミング(カード情報盗難)のリスク → 海外利用通知を設定
  • クレジットヒストリー(信用履歴)がないため、アメリカではカードが拒否されることもある

実際、ある大学生の留学生は「日本で家族カードを作ってから出発したので、安心して買い物ができた」と話していました。未成年や学生の場合は家族カードが便利な選択肢です。


4. お金の準備② デビットカード

「使いすぎが心配」「クレジットカードは少し不安」という方に人気なのがデビットカードです。

特徴

  • 利用した瞬間に口座から引き落としされる
  • 使いすぎ防止に役立つ
  • 日本の銀行口座と紐づけて利用可能

おすすめ銀行

  • 三井住友銀行VISAデビット
  • 楽天銀行デビットカード
  • 新生銀行デビットカード

デメリット

  • ホテルやレンタカーでは使えない場合がある
  • 海外ATMでの利用時に手数料がかかる
  • 不正利用された際の補償はクレジットカードほど強くない

「そうなんだ!」という情報として、アメリカのATMは1回ごとに手数料が発生します。例えば、引き出すたびに5ドル前後の手数料が取られるため、必要な時にまとめて利用するのがおすすめです。


5. お金の準備③ キャッシュパスポート(未成年におすすめ)

高校生など未成年の方はクレジットカードが作れないため、キャッシュパスポート(プリペイド式カード)が便利です。

メリット

  • 日本でチャージしてから持って行ける
  • VISA/Masterの加盟店で利用可能
  • 紛失や盗難時に再発行サービスがある
  • 家族が日本からオンラインでチャージ可能

注意点

  • チャージ時や利用時に手数料がかかる
  • レートがやや不利になる
  • 残高確認を忘れると「残高不足」で支払いできない

実際に高校生の留学生は「親が日本からチャージしてくれて安心だった。でもレートが少し悪くて損した気分になった」と話しています。それでも、安全性と管理のしやすさを考えると、未成年にはおすすめの手段です。


6. お金の準備④ 現金

「やっぱり現金は必要?」と不安に思う方も多いでしょう。答えは「はい、少しは必要」です。

持っていく目安

  • 1,000〜2,000ドル程度が安心
  • 滞在期間が短いなら1,000ドルでも十分

使い道

  • チップ(レストラン、ホテル、タクシーなど)
  • フードトラックや屋台
  • 現金のみ対応の小さなカフェ

注意点

  • アメリカでは破れたお札や古い紙幣は拒否されることがある
  • 新札を持っていくと安心
  • 盗難リスクを避けるため、財布を分けて管理する

7. 注意点まとめ

ここで、お金の準備で気をつけるべきポイントを整理します。

  1. クレジットカードは最低2枚持つ(予備必須)
  2. デビットカードやキャッシュパスポートで使いすぎ防止
  3. ATM手数料はまとめて引き出して節約
  4. 現金は分散して持ち歩く(財布・ポーチ・寮の金庫など)
  5. Apple PayやGoogle Payを活用するとさらに安全

8. 留学生のリアル体験談

大学生Aさん(20歳・女性)

「私は留学中、デビットカードをメインに使っていました。使った分だけ即時に口座から引き落とされるので、“今どれくらいお金を使ったのか”がすぐに分かるのが安心でした。
ただ、想定外だったのはチップ文化です。レストランで食事をしたあとに15〜20%のチップを求められるのですが、現金がほとんど手元になく、カードで支払える場所もある一方、やはり現金が必要な場面も多くて焦りました。
それ以来、常に20ドル札を数枚は財布に入れて持ち歩くようにして、トラブルなく過ごせるようになりました。」


高校生Bさん(17歳・女性)

「私はまだ未成年だったのでクレジットカードが作れず、キャッシュパスポートを使っていました。日本にいる両親がオンラインで残高を確認して必要な時にチャージしてくれるので、安心して生活できたのが良かったです。
ただし、使ってみて初めて知ったのは為替レートと手数料のこと。『あれ?思ったより残高が減ってる!』と感じることもありました。留学中は細かいお金の管理が必要だと痛感しましたね。
でも、カードを落としたときにすぐにサポートに連絡できたので、“お金がゼロになる不安”がなかったのは本当に助かりました。」


社会人Cさん(28歳・女性)

「私はクレジットカードを2枚持っていきました。でもある日、突然メインで使っていたカードが利用停止になったんです。理由は“海外での不正利用の可能性がある”とカード会社が判断したからでした。
その時に持っていたのがもう1枚の予備カードと、緊急用に準備していた現金300ドル。それがなかったら本当に困っていたと思います。
現金はできるだけ持ち歩かないようにしていましたが、この時ばかりは『持ってきてよかった!』と心から思いました。」


まとめ

3人の体験談から分かるのは、どの方法にもメリットと落とし穴があるということです。
・デビットカードは管理が楽だけど、チップや現金対応には弱い
・キャッシュパスポートは安心だけど、レートや手数料に注意
・クレジットカードは万能だけど、突然止まる可能性もある

だからこそ「クレジットカード+サブ手段+少額の現金」というバランスが大切なんです。


9. お役立ち情報


10. まとめ

ロサンゼルス留学では「カード中心+少しの現金」がベストバランスです。

  • クレジットカード:メインの支払い手段
  • デビットカード:使いすぎ防止&補助
  • キャッシュパスポート:未成年や学生に最適
  • 現金:チップや現金のみの場面で必要

自分の年齢や生活スタイルに合わせて準備すれば、不安なく留学生活をスタートできます。


11. LINEお問い合わせ

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リビングアメリカ

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