
ロサンゼルス留学、ワクワクと不安はセットでやってくる
「ロサンゼルスに留学したい!」そう思った瞬間から、きっとあなたの胸はワクワクとドキドキでいっぱいだと思います。世界中の人が集まる多国籍な街、美しい海と太陽、ハリウッドやサンタモニカなど映画の舞台のような景色、そして語学学校やダンススタジオなどでの学びのチャンス…。
でも同時に、「治安は大丈夫?」「夜道は危険じゃない?」「ホームステイや学生寮の周りは安全なの?」といった不安も出てきませんか?特に女性一人での渡航や、初めての長期留学ならなおさら心配になりますよね。
結論から言うと――ロサンゼルスは確かに治安に注意が必要な部分があります。しかし、正しい知識と準備を持ち、危険を避ける行動をとれば、安心して留学生活を楽しむことができます。実際に多くの日本人留学生や観光客が毎年訪れ、無事に学びを終えて帰国しているのです。
この記事では、ロサンゼルス語学留学に挑戦したいあなたが安心して過ごせるように、治安の現状・危険エリア・安全対策・留学生の体験談 を徹底解説します。
第1章:ロサンゼルスの治安の現状
ロサンゼルスはアメリカ西海岸を代表する大都市で、人口は約400万人。映画やエンタメの中心地として世界中から人が集まり、観光地としても留学先としても人気です。
ただし、大都市特有の治安の課題 も存在します。日本と比べると軽犯罪の発生率は高く、特に窃盗や車上荒らしなど「物を狙った犯罪」が目立ちます。
驚くかもしれませんが、「銃犯罪」と聞いて想像するようなケースは、観光客や留学生が滞在するエリアでは稀です。それよりも注意すべきは、財布やスマホの盗難・置き引き・夜間の一人歩き といった、日常の中で起きやすいトラブルです。
安心できるポイントとしては、語学学校や留学生に人気のエリアは比較的安全 に整備されていること。サンタモニカ、パサデナ、ウエストLA、カレッジ周辺の学生街などは、治安が安定していると言われています。
第2章:治安の悪い場所と特徴
ロサンゼルスの全ての場所が危険というわけではありませんが、避けた方が良いエリアはあります。
- ダウンタウン(特にスキッドロウ周辺)
ホームレスが多く集まる地域で、日中でも落ち着かない雰囲気があります。夜は特に立ち入らないようにしましょう。 - ハリウッドの一部(夜間)
観光地として有名ですが、夜になると酔っ払い、ドラッグ使用者、怪しい客引きが増え、トラブルが発生しやすいです。 - コンプトンやサウスセントラル
ヒップホップ文化で有名ですが、ギャングの活動地域としても知られ、旅行者や留学生には不向きなエリアです。
「そうなんだ!!」と驚かれるかもしれませんが、昼間は観光客で賑わっている場所が、夜になると危険度が一気に増す のがロサンゼルスの特徴です。見慣れた道でも日没後は行動を控えるのが安全です。
第3章:安全に留学生活を送るためのポイント
ロサンゼルスで安心して過ごすためには、日常のちょっとした行動が大きなカギになります。
- 移動はUberやLyftを活用
夜間のバスや地下鉄は避け、アプリ配車サービスを利用しましょう。 - 持ち物は最小限に
大金や高級ブランド品は目立ちます。必要最低限の現金とクレジットカードを分けて持つのがコツ。 - 一人行動を避ける
夜は特に友人やクラスメイトと一緒に行動することを意識してください。 - 語学学校やホストファミリーに相談
現地の人の「ここは危ないから行かない方がいいよ」というアドバイスは素直に従いましょう。 - スマホは命綱
Googleマップや翻訳アプリ、防犯アプリなどをフル活用。充電器を常に持ち歩きましょう。
第4章:「そうなんだ!!」と驚く安全情報
- 日本よりも監視カメラの数が圧倒的に多い。スーパーや駅だけでなく、住宅街にもセキュリティカメラが設置されています。
- 大学キャンパスや語学学校は専属のセキュリティスタッフが常駐していることも多く、校内は非常に安全。
- 警察(LAPD)は観光客や留学生対応に慣れているため、何かあればすぐに相談可能。
こうした点を知ると、「ロサンゼルス=怖い街」という印象が少し和らぐのではないでしょうか。
第5章:留学生がやりがちな失敗と注意点
1. 安さだけで治安の悪いエリアに住んでしまう
留学準備中によくあるのが、「家賃が安いから」と安易に治安の悪いエリアを選んでしまうことです。たしかにロサンゼルスはエリアによって家賃の差が大きく、中心部から少し外れるだけで家賃が大幅に下がることがあります。
しかし、その“安さ”には必ず理由があります。
例えば、夜になると街灯が少なく人通りもまばら、周囲にホームレスが多い、あるいは治安の悪さで有名な地区だったりします。いくら家賃を節約できても、毎日の通学路や買い物が不安では、学びや生活に集中できません。
注意点:
治安の良し悪しは、現地を知る人に確認することが一番です。語学学校の担当者やホストファミリー、現地サポートに相談し、相場より安すぎる物件は避けましょう。「安さより安心」を優先することが結果的に充実した留学生活につながります。
2. 夜遅くまで外出してしまう
日本では深夜にコンビニへ行ったり、友達と遅くまで外にいることは珍しくありません。しかしロサンゼルスでは夜になると一気に街の雰囲気が変わります。昼間は観光客で賑やかな場所でも、夜は人通りが途絶え、トラブルに巻き込まれるリスクが高まります。
特に女性の一人歩きは危険度が増します。「ちょっと歩いて帰るだけだから大丈夫」と思っても、ほんの数分の移動が危険な経験に繋がることもあります。
注意点:
夜の移動は必ずUberやLyftを利用すること。料金はかかりますが、安全と安心には代えられません。また、どうしても外出が必要な場合は友人と一緒に行動し、暗い道ではなく人通りのある大通りを利用しましょう。
3. 安心して気を抜いた結果、盗難に遭う
ロサンゼルスでは「スリ」「置き引き」「車上荒らし」といった“物を狙った犯罪”が多発しています。特に留学生は観光客に間違われやすく、狙われやすい存在でもあります。
よくある失敗は、カフェでスマホを机に置いたまま席を立ってしまうこと。ほんの数十秒でも、盗まれてしまう可能性があります。レンタカーの中にバッグを置きっぱなしにして窓を割られるケースも少なくありません。
注意点:
大切なものは必ず身につけること。カバンはチャック付きで体の前に持ち、車に物を残さないようにしましょう。日本のように「ちょっとくらい大丈夫」という感覚は危険です。
4. トラブル時に英語で説明できない
「もしトラブルに巻き込まれたらどうするの?」と不安に思う人も多いはずです。実際、盗難や体調不良などで警察や病院に行った時に、英語で状況を説明できずに困ってしまう留学生は少なくありません。
「財布を盗まれました」「パスポートをなくしました」などのシンプルなフレーズすら出てこないと、解決までに時間がかかってしまいます。
注意点:
出発前に最低限のフレーズをメモやスマホに保存しておくと安心です。
例:
- “I lost my wallet.”(財布をなくしました)
- “Someone stole my phone.”(スマホを盗まれました)
- “I need help.”(助けてください)
語学学校の先生やクラスメイトに教えてもらいながら、自分の言葉で言えるように練習しておくのも良い準備になります。
5. 「大丈夫だろう」と思って油断してしまう
ロサンゼルスで失敗する多くの原因は「油断」です。
「昨日は大丈夫だったから今日も大丈夫」
「友達が行ったから自分も大丈夫」
「危ないって聞いたけど、ちょっとだけだから大丈夫」
そう思った瞬間に、危険な状況に巻き込まれてしまうのです。実際、トラブルに遭った留学生の多くが「大丈夫だと思った」という言葉を口にします。
注意点:
常に「ここは安全かな?」と確認する癖をつけましょう。少しでも不安を感じたらその行動は避ける。留学生活を守るのは、周囲ではなくあなた自身の意識です。
第6章:留学生の体験談
Aikoさん(20歳)
「留学初日、夜の語学学校オリエンテーションが終わって、友達と別れて一人で歩いて帰ろうとしました。日本と同じ感覚で大通りを歩いたのですが、街灯が少なく、すれ違う人の視線が妙に気になり、足がすくむような感覚になりました。スマホを取り出すのも怖くて、その夜は本当に心細かったです。翌日ホストマザーに相談すると、“絶対に夜は歩かないでUberを使いなさい”と強く言われました。それ以来、移動は必ずUberを利用しています。料金はかかりますが、ドライバーの情報がアプリに表示され、家族にもシェアできるので安心感が全然違います。日本では経験できなかった『安全のための選択』を身をもって学びました。」
Mokaさん(18歳)
「私は学生寮に滞在していました。学校から徒歩10分の距離にあり、昼間は安心して行き来できる環境でした。ただ、ある日夕方にスーパーへ行った帰り、少し遠回りして裏道を通ったら、急に声をかけられて怖い思いをしました。幸い近くにいた寮の友達と合流できたので何もありませんでしたが、ホストファミリーがいない分、“自分で安全を守る”意識を常に持たなければいけない と強く感じました。それからは、どんなに近い道でも大通りを歩き、暗くなる前に必ず寮に戻るように心がけました。寮の仲間と一緒に行動することで不安も減り、逆に絆が深まったのも良い経験でした。」
Chikaさん(24歳)
「社会人になってから留学しましたが、油断して財布をカフェのテーブルに置いたまま友達と話し込んでしまいました。気づいた時には財布がなくて青ざめましたが、店員さんがすぐに『スタッフが見つけて保管しているよ』と声をかけてくれて、無事に戻ってきました。日本なら“忘れ物が戻る”のは当たり前の感覚ですが、海外でも人の優しさに救われることがあるんだと感動しました。同時に、『ちょっとした気の緩みがトラブルに繋がる』 ということも痛感しました。それ以来、バッグは必ずチャックを閉め、テーブルの上に物を置きっぱなしにしないと決めています。」
第7章:安心して留学するためにできる事前準備
- 海外旅行保険に必ず加入
- 緊急連絡先(警察・病院・学校・ホストファミリー)をスマホに登録
- グーグルマップでルートを事前確認する習慣
- 日本の家族とLINEやZoomで定期的に連絡
第8章:まとめ
ロサンゼルスは確かに治安に注意が必要な街です。しかし、危険なエリアを避け、夜の一人歩きを控え、必要な安全対策を取れば、夢の留学生活は安心して楽しむことができます。
「治安が不安だからやめておこう…」ではなく、「治安を理解して、準備して挑戦する!」という気持ちが大切です。
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